The Memory at On On Hotel — プーケット最古のホテルが、オールドタウンのブティックホテルとして生まれ変わる
プーケット・オールドタウンを歩いていると、パンガー通りに色あせたクリーム色のシノ・ポルトガル様式のショップハウスが目に入るはずだ — それがThe Memory at On On Hotel。1929年開業で、島最古のホテルとして広く知られている。かつては薄汚れたバックパッカー向けゲストハウスだったが、レオナルド・ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』のロケ地に選ばれ、その後2015年に全面改装されてヴィンテージなブティックホテルに生まれ変わった。客室35室、料金は約฿800/泊から — リゾートの豪華さではなく、歴史と歩ける立地を売りにする宿だ。
始まりは1929年、この建物がOn On Hotel(もともとの表記はUn Un)として開業したときにさかのぼる — プーケット・オールドタウンの中心、パンガー通りにあるシノ・ポルトガル様式のショップハウスで、島最古のホテルとして広く知られている。シノ・ポルトガル様式は中国的な空間構成にヨーロッパ風のファサードを組み合わせたもので、高い天井、中央の中庭、内向きの構造が特徴 — この界隈でも年々見つけるのが難しくなっている佇まいだ。
映像作品で知っている人も多いだろう。改装前のOn Onはうらぶれたバックパッカー向けゲストハウスで、レオナルド・ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』(2000年)のロケ地に選ばれた — 彼の演じる主人公が夢の島を探しに旅立つ前の、うらぶれた街中の部屋のシーンだ。2015年に建物全体が改装され、構造と雰囲気を保ちながら、エアコン、Wi-Fi、専用バスルーム、セーフティボックス、ミニバー、カードキーといった現代的な快適さが加えられた。
「築100年近い建物で眠る — 高い天井、古いタイルの床、木製の家具。まるで生きている博物館に泊まっているようだったけど、清潔でひんやりしていた」
客室はスーペリア(16平米)、デラックス(25平米)、ジュニアスイート(28平米)、メモリー・スイートの4タイプ、全35室。ヴィンテージな装飾、木製家具、アンティークは本物の時代感がある。宿泊者からは清潔さが一貫して高く評価されており、「古い建物なのに驚くほど清潔」という声も多い。ただし先に知っておきたいのは、スーペリアルームは狭い(16平米)ということ。そして一部のレビュアーは、ジュニアスイートが実はスーペリアより狭いのに料金は高いと指摘している — 選ぶ前にフロアプランと広さをよく確認しよう。
本当の魅力は立地だ。ホテルはパンガー通りに面しており、タラン通りとそのサンデー・ウォーキングストリート・マーケットからわずか1ブロック。数分歩けば、カフェ、地元のレストラン、色鮮やかなシノ・ポルトガル様式のショップハウス、祠、フォトスポットがオールドタウン中に広がっている。空港送迎、荷物預かりサービスがあり、宿泊者には毎日無料のスナックと飲み物が用意されている — レビューでも温かく触れられる小さな心遣いだ。
予約前に知っておきたい正直な話をすると、古い建物のためエレベーターがない。上階の客室は階段を使うことになるので、大きな荷物がある人や歩行に不安がある人は低層階をリクエストしよう。館内レストランはなく、大型ホテルのような朝食ビュッフェもない(ただし歩いて行ける朝食スポットは近くにたくさんある)。一部のレビューでは特定のバスルームの排水臭や、老朽化した設備への言及があり、予約システムのエラーやチェックインの遅さを報告する声もわずかにある — 事前にホテルへ予約の再確認をしておくといい。
実際の宿泊者の声から出た結論。Trip.comの323件のレビューでスコア9.5、Tripadvisorでは840件超のレビューで4.4/5、プーケット・タウンの156軒中7位にランクイン。The Memory at On Onはプールや海の眺めを売りにしていない — 売りにしているのは手で触れられる歴史の中で眠る体験を、プーケットで最も歩いて楽しめる、雰囲気ある場所で、しかもわずかな料金で味わえることだ。ビーチよりオールドタウン、グルメ、文化を目当てにプーケットに来るなら、ここはコスパが良く、他では味わえない選択肢になる。
レビューを追っての一言アドバイス。広さを求めるならデラックス以上を予約しよう。スーペリアは本当に狭い。階段が気になるなら事前に低層階をリクエストすること。そして週末に来るのがおすすめ — 隣のタラン通りでサンデー・ウォーキングストリートが開かれ、オールドタウンの雰囲気が最も盛り上がる時間帯だ。
Summary from Booking & Agoda
- ✓ オールドタウン中心部の立地 — タラン通りやサンデー・ウォーキングストリートまで歩ける
- ✓ 築100年近いシノ・ポルトガル様式の建物ならではのヴィンテージな雰囲気
- ✓ 古い建物にしては客室がとても清潔、スタッフも親切で頼りになる
- ✓ この立地とこの雰囲気にしては優れたコスパ
- ! 古い建物でエレベーターがない — 上階の客室は階段を使うことになる
- ! 館内レストランがなく、大型ホテルのような朝食ビュッフェもない
- ! 一部のバスルームに排水臭があり、老朽化した設備もある
- ✓ カップルからの立地評価が非常に高い — 一日中オールドタウンを歩き回れる
- ✓ 本物の時代感があるヴィンテージな装飾と木製家具
- ✓ 宿泊者には毎日無料のスナックと飲み物が用意される
- ✓ 空港送迎と荷物預かりサービスがあり旅行者に便利
- ! スーペリアルームは狭い(16平米)、一部のジュニアスイートはより狭いのに高い
- ! プールはなくビーチにも面していない — 砂浜へは車が必要
- ! 予約システムのエラーやチェックインの遅さの報告がわずかにある — 事前に再確認を
- 💡プーケットで泳ぎたい、プールが欲しい人 — ここは中心部にありビーチには面しておらずプールもない → オールドタウン派の旅行者向き。ビーチへは車で30〜45分、またはビーチフロントのホテルを選ぼう。
- 💡階段が苦手、大きな荷物がある、高齢の家族と旅行する人 — 古い建物でエレベーターがない → 事前にホテルへ低層階の客室をリクエストしよう。
- 💡広い客室とホテル内での朝食を求める人 — スーペリアは狭く館内レストランもない → デラックス以上を選び、朝食はオールドタウン周辺のカフェで計画しよう。