🔄 最終確認 20 Jun 2026 · 詳細や営業時間は変わることがあります。訪問前にご確認ください
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チェンライを食の角度から眺めると、その魅力は、観光客向けメニューの中だけでなく、日々の暮らしのなかに本物の北タイ料理が今も息づいていることにあります。午前遅く、地元の人はサンコックノイ界隈でナムギァオの米麺やカオカンジンを求めて列に並び、午後には丘の上の茶畑までドライブしてお茶を味わったり、コック川沿いの美しいカフェに腰を下ろしたり。夕方になれば街なかで、クアラープやゲーンハンレーといった北タイ料理をカントーク式に囲みます。チェンライの北タイ料理は甘さに寄りかからず、スパイスの輪郭がはっきりしていて、口当たりはまろやかで香り高い。もち米と一緒に食べていると、つい時間を忘れてしまいます。
このリストで取り上げるのは、実際によく知られていて、営業も確認できたお店ばかりです。ヨーロッパのコロニアル様式で川沿いに建ち、カフェ好きのランドマークになったチウィット タンマダー コーヒーハウス。抹茶ケーキで名高いメーチャンの丘の上、チュイフォン・ティーカフェ。街でもっとも古いナムギァオ店のひとつ、パースック・ナムギァオ。北タイの味を楽しく遊んでみせるパーム・サイウア。そして伝統芸能とともにカントークを供するトークトンとサルンカム。どの店も現在営業中で、看板メニューがはっきりしています。読み終えるころには、どの食事をどこで取るか決められるはずです。おなかは空けておいてください。チェンライには、思っている以上にうまいものがあります。
Chivit Thamma Da Coffee House, Bistro & Bar
チェンライで話題が途切れないレストランを一軒挙げるなら、やはりチウィット タンマダー コーヒーハウス ビストロ&バーでしょう。リムコック地区バーンロンスアテン・ソイ3、コック川のほとりに建つ家族経営の店で、カフェとビストロとバーを兼ねています。建物は古いヨーロッパのコロニアル様式。木の天井、ヴィンテージの家具、川へと続く芝生と木陰の庭。ゆっくり座ってコーヒーを飲みたい人、甘いものを楽しみたい人、大切な人と特別な食事をしたい人にぴったりの雰囲気です。
注文が多いのは、見た目が美しく味もまろやかなパイナップルチャーハン、パティがしっかりしていてトリュフがふわりと香るトリュフチーズバーガー、そして厨房が本当に誇りにしている自家製デザート、とりわけバノフィーと焼きたてのケーキです。ここのベーカリーは毎日パンを自分たちで焼いていて、サワードウ、スコーン、ケーキ、パイが並びます。レビューの多くはデザートの出来ばえを絶賛し、コーヒーは飲みやすく、タイ・欧風の料理も丁寧だと評しています。チェンライに来るたび必ず立ち寄る、という人も少なくありません。
価格帯は中くらいで、1人あたり251〜500バーツほど。デザートはバノフィーが128バーツ前後から。この雰囲気と品質を考えれば納得の値段です。営業は毎日09:00〜22:00。川を眺めながらの朝食にも、庭での静かなアフタヌーンティーにも、2階バルコニーでのキャンドルディナーにも向きます。Googleの評価は数千件のレビューで4.6。長く続く本物の人気ぶりが表れています。
知っておきたいこと。週末と夜はかなり混み合います。川が見える席や上階のバルコニーを狙うなら、事前に電話で予約を。そして時間にはゆとりを持って。ここはさっと寄る店ではなく、スローライフを味わう店です。広い敷地はグループにも向き、カップルにはロマンチック。チェンライに着いて最初の一食、あるいは記念日の食事として、ちょうどいい塩梅です。
Choui Fong Tea Cafe
チェンライで絶対に訪ねたいカフェといえば、チュイフォン・ティーカフェは真っ先に名前が挙がる一軒です。メーチャン郡の丘陵地に広がる大きな茶畑で、40年以上にわたってお茶を育ててきました。今はその茶畑のただ中にカフェを構え、お茶を飲み、焼き菓子を食べながら、幾重にも重なる緑の山並みを眺められます。カフェ好き、写真好き、暑さを避けて高地へ逃げたい人、家族でのんびり出かけたい人にぴったり。開けた空間、涼しい風、そして評判どおりの眺めが待っています。
いちばん話題になるのは抹茶ケーキ。生地はしっとりやわらかく、お茶の風味は濃すぎず甘すぎず、ちょうどいい。あわせて、ブレンドの緑茶や自社茶葉を使ったドリンクも人気です。もうひとつよく注文されるのがハニーレモンティーで、眺めとともに味わうとよく染みます。抹茶ロールも、自然な風味が好評です。お茶好きの人たちは口をそろえて、ここのお茶は香りがよく質が高いと言います。それこそがチュイフォンのいちばんの持ち味です。
価格はカフェとして標準的で、1人あたり101〜250バーツほど、ドリンクは70バーツ前後から。実際のレビューから見える正直なところを書けば、多くの人は食事というより、眺めとドリンクと焼き菓子を目当てに訪れています。ショップの土産物は少し高めという声もあり、週末はとても混み合って、駐車場も席も待つことがあります。午前中に行くほうが快適です。
営業は毎日08:30〜17:30。茶畑はチェンライ市街から少し離れた丘の上にあり、上りの道は多少カーブがありますが、運転に不安はありません。段々に広がる茶畑の眺めと、その場で育った葉から作るドリンク。チュイフォンは、チェンライを訪れる人のほとんどが立ち寄りたいと思うランドマークになりました。
パースック・ナムギァオ(Pa Suk Nam Ngiao)
チェンライで昔ながらの本物のナムギァオを食べたいなら、地元の人が真っ先に名前を挙げるのが、サンコックノイ・ソイ5にあるパースック・ナムギァオです。創業から50年以上。席数の少ない小さな店舗で、飾り気はなく、ただ誠実。きれいに整えられたレストランより、地元の味そのものを求める人に向いています。看板は米麺のナムギァオがけで、豚肉と牛肉から選べます。米麺ではなく中華麺で食べたい人にはクイティアオ・ナムギァオも。カオカンジンや、ナムヤーをかけた米麺もあり、味の幅を楽しめます。
この店の持ち味は、深く煮詰まったナムギァオのスープ。スパイスペーストの香りが立ち、ワタの花、トマト、そして豚の血のかたまりまで、北タイ本来の姿がそろっています。豚骨ではなく豚ひき肉を使っているので、食べやすいのも特徴です。レビューは一様に、味がまとまっていて中辛、塩気が強すぎず、値段のわりに量もたっぷりだと評しています。辛さを抑えたい人は、自分で唐辛子を足せば大丈夫。カオカンジンとケープムーは、相性抜群のサイドメニューとして人気です。この味だからこそ、みんな何度も通うのです。
値段はとても手ごろで、ナムギァオの米麺は40バーツ前後から、スペシャルが50バーツ、大盛りが60バーツ。市街地にあり、サンコックノイ・ソイ5まで車で入るのは難しくありませんが、駐車場は限られていて、停めにくいという声も複数あります。営業は火曜〜日曜の09:30〜14:30、月曜定休。Googleの評価は千件を超えるレビューで4.4。長く変わらない支持が数字にも表れています。
知っておきたいこと。とても人気があるため、午前遅くから昼にかけては、店内もテイクアウトも行列になります。日によっては閉店前に売り切れるメニューも。訪ねるなら、少し早めに行くほうがメニューがそろっている可能性が高くなります。現金のみ、Wi-Fiなし。準備しておけば、この一杯を逃すことはありません。
Melt in Your Mouth
チェンライで長く居座りたくなる、川沿いの美しいカフェを探しているなら、Melt in Your Mouthは2010年代から知られてきた名前です。店はロップウィアンのコーロイ地区、コック川のほとりの緑豊かな庭に建つ、イングリッシュコテージ風の大きな家。並木道を抜けて中に入ると、クリーム色を基調にヴィンテージ家具を配えた空間が広がります。冷房の効いた室内席と、川沿いで涼しい風の通る屋外席の両方があります。甘いものを食べたい人、コーヒーを飲みたい人、写真を撮りたい人、家族や友人とのんびり食事をしたい人に向いています。
もっとも注文が多い看板メニューは、ふわりと膨らんでブルーベリーソースのよくきいたブルーベリーパンケーキ、ストロベリーワッフル、チーズを褒める声が多い薄焼きピザ、そして軽く空気を含んだ食感の日本風チーズケーキ。デザート以外にもジェラートやミルクシェイク、牛肉のカオソーイ、パスタ、ステーキといった食事メニューがあります。コーヒーの豆は、チェンライを代表する産地であるドイチャーンとドイパンコンのものを使っています。
実際のレビューの傾向はかなり一貫しています。いちばんの売りは川沿いの雰囲気と眺めで、とくに夕方が美しい。デザートとドリンクの出来もいい。スタッフも感じがいい。一方で、食事系の料理は出来にばらつきがあるという声や、提供が遅いもの、量のわりに高いと感じるものがあるという指摘も一定数あります。コーヒーとデザートを楽しみに来るなら、期待は裏切られません。
しっかり注文して1人あたり250〜500バーツほど、軽いデザートとドリンクなら100〜250バーツほどです。営業は毎日、おおよそ09:00〜20:00。週末は混み合うので、予約しておくと安心です。場所はコーロイ公園の近く、市街中心から車ですぐです。
パーム・サイウア(Paam Sai Ua)
チェンライで、定番のカントーク形式ではなく、遊び心のある北タイ料理を食べたいなら、パーム・サイウアは地元の人がお客さんを連れて行きたがる店です。「パーム」は北タイの言葉で、人が集まる小屋を意味します。店は市街中心に近いサンコックチャーン通りにあり、現代的なラーンナー様式。天井が高く開放的で、伝統的な意匠を随所に配し、カフェゾーン、メインのダイニングホール、屋外の庭と複数のエリアに分かれています。数百席あるので、家族連れにも友人同士にも、落ち着いた雰囲気で写真映えする店を探しているカップルにも向きます。
主役はサイウア(北タイのハーブソーセージ)。厨房はこれを実に楽しそうに料理します。いちばん注文が多いのは、揚げたてを割るとチーズが伸びるサイウアチーズボール、ピザ生地に北タイの味をのせて見事に成立させたサイウアとナムプリックヌムのピザ、そして味つけが力強く、口いっぱいに広がるクラパオ・サイウアムーナラック。グループならラーンナー・パームのセットがおすすめです。仕切りのある大皿にナムプリックオン、サイウア、ゲーンハンレー、ケープムーが並び、一度にひと通り味わえます。健康に気をつかう人は、化学調味料と砂糖を使わないケト仕様のサイウアも注文できます。
もうひとつ試したいのがベートーベンコーヒー。エスプレッソに唐辛子と野生の蜂蜜を合わせたもので、コーヒーの風味、蜂蜜の甘み、そして最後にほのかな辛さが来ます。ちょっと変わっていて、とにかく話題になる一杯です。レビューの多くは、量がたっぷりであること、伝統的な味わいなのに見た目は現代的であること、そして英語も少し話せる感じのいいスタッフを評価しています。値段も手が届きやすく、ほとんどが100〜250バーツ、一部の特別なメニューはもう少し上がります。
ひとつだけ。屋外の庭席は、虫よけ対策をしていても夕方に蚊が出ることがあります。気になる場合は室内席を選べば大丈夫。駐車もしやすい店です。営業は毎日、朝から夜まで。朝食にも昼食にも夕食にも使えます。本来の味を手放さないまま、北タイ料理をぐっと親しみやすくしている。だからこそ地元の人も旅行者も、この店の話をし続けるのです。
🛏️ チェンライの宿を探す
いくつもの店を食べ歩くつもりなら、チェンライ市街のロップウィアン地区かコック川の近くに泊まるのがいちばん便利です。このリストの名店の多くが近くにあり、川沿いのカフェにも北タイ料理店にも、夜のマーケットにも出やすい立地です。宿は安いホステルから川沿いのホテル、ブティックまでそろっています。ハイシーズン(11月〜2月)は早めに予約すると、いい立地の部屋をいい値段で確保できます。
🔍 チェンライのホテル料金を見る(Agoda)ラープ・サナームキラー(Laab Sanam Kila)
チェンライの人に、力強い家庭的な北タイ料理はどこかと尋ねると、たいてい上位に挙がるのがラープ・サナームキラーです。ロップウィアン区、県営競技場の正面から入るソイにあり、開業から長く、多くの家族の記憶に残る店になりました。チェンライの人が県外の客を連れて行く、いわば地元の食堂です。内装はシンプルなラーンナー風で、テーブル数も多く、席はゆったり。たくさん頼んで分け合いたいグループにぴったりです。
誰もが頼むのがクアラープムー。まさに北タイの味で、ラープ用のスパイスがよく香り、しっかり炒って水気を飛ばしてあるので香りの輪郭がくっきり。熱々のもち米と一緒に食べます。もうひとつよく褒められるのがジンソムモックで、量がたっぷりでまとまりのある酸味が評判です。マクウェン風味のフライドチキンは、この独特の山椒の香りが立ち、上に揚げたマクウェンの葉がのってきます。血を使ったパッカートジョーは、北タイらしくコクが深く濃厚。力強い北タイの味が好きな人なら満足できるはずです。ニンニクを効かせたフエダイの揚げものや、蒸した肉を添えたナムプリックカーも、通い続ける人の多い一品です。
値段は財布にやさしく、1人あたり101〜250バーツほど。何品も頼んで囲んでも高くつきません。店は改装されて、以前より清潔になりました。駐車場は競技場のわきにあります。営業はおおよそ毎日10:00〜20:00で、昼にも夜にも使えます。グルメサイトの評価は3.8〜4.0前後で、客足は安定しています。
ひとつだけ。店を広げてから、いくつかの料理の味が以前と少し変わったという声があり、混む日は待ち時間が長くなることもあります。食事のピークを外して行くほうが快適です。総じて、正統派の北タイ料理を本来の味で食べるなら、足を運ぶ価値のある店です。
サルンカム(Salungkham)
チェンライで、観光客向けに手を加えていない本来の北タイ料理を食べたいなら、地元の人が最初に思い浮かべるのはたいていサルンカムです。街の中心、パホンヨーティン通りにあり、何十年も市民の生活の一部であり続けてきました。建物はラーンナー様式の木造家屋で、落ち着いた暖色の室内席と、木陰のある屋外の庭席があります。何品も頼んで分け合いたい家族連れやグループにうってつけです。
もっとも注文が多く、外せないのはサイウアの炭火焼き。カレーペーストの香りが立ち、身が締まっていて脂っこくありません。そしてゲーンハンレーは、豚肉がほろりとやわらかくなるまで煮込まれ、甘みと塩気のバランスが見事です。ナムプリック好きなら、ナムプリックヌムとナムプリックイーケーを両方頼み、ゆで野菜とケープムーを添えるのが正解。カントーク式で食べたいグループは、グリル盛り合わせ、豚トロ、スペアリブ、スモークポークを分け合うといいでしょう。クアラープもよく褒められる一品です。
味については、レビューのほとんどが好意的です。本物の北タイの味わい、落ち着いて座れる店としては妥当な値段、行き届いたサービス、そして量もたっぷり。ほとんどの料理は100〜250バーツで、グループで何品も囲むと1人あたり250〜500バーツほどになります。いくつか覚えておきたいのは、混む時間帯は待つことがあること、品切れのメニューが出る場合があること、そして屋外の庭席は夕方に蚊が出ることがあるので、虫よけを持っていくと安心だということです。
営業はおおよそ毎日10:30〜22:00。駐車場は広く、席数も優に百を超えます。英語を話せるスタッフは限られるので、外国からの旅行者はメニューを指さすか、写真を見せるとスムーズです。総じて、かしこまらずにラーンナーの雰囲気のなかで本格的な北タイ料理を食べたいなら、サルンカムは味と値段と場の空気のバランスがちょうどいい店です。
カオソーイ・イスラム チェンライ(Khao Soi Islam Chiang Rai)
チェンライで雲南系ムスリムの本格的なカオソーイを食べたいなら、市街中心のサマッキーウィタヤーコム校近くのソイにあるこの店へ。何代も続いていて、「90年のカオソーイ」と呼ぶ人もいます。小さな店構えで、メニューはあえて絞り込み、カオソーイ、カオモック、カオルアンガイだけ。しかしどれも丁寧に作られています。変わらない昔の味を求める人に向いていて、地元の人も、近所の学生も、老舗をたどる旅行者も通っています。
外せないのはカオソーイ・ガイとカオソーイ・ヌア。スープは澄んだタイプで、カレーペーストとココナッツミルクがやさしく香ります。多くのカオソーイ店のようにとろりと重くはありません。麺はなめらかで、やわらかい。レビューがそろって挙げるのが、この店の自家製漬物です。酸味が強くきりりとしていて、コクをすっきり切ってくれるので、おかわりを頼む人も少なくありません。カオモックガイも見逃せません。スパイスがよく香り、鶏は芯までやわらかく漬け込まれていて、熱いスープと一緒に食べると絶品です。食感がほしい人は、鶏皮の揚げものを少し足すのもおすすめ。
値段はとても手ごろで、カオソーイは1杯40バーツ前後、カオモックガイも同じく二桁台。迷う必要のない、しっかり満たされる一食です。店は1990年代からの古いショップハウスで、麺を湯がくカウンターが見える、まさに地域の食堂という趣。場所は市街中心、B2ホテルの近く。営業は毎日07:00〜16:00で、朝食にも昼食にも使えます。
この店がこれほど長くチェンライの人に愛されてきたのは、レシピを何年もぶれずに守ってきたからです。ハラル料理なので、誰でも安心して食べられます。知っておきたいのは、店が小さく、駐車場が限られていること、そして午後には売り切れるメニューがあること。訪ねるなら、メニューがそろっている午前遅めを狙ってください。一度食べれば、この店がなぜここまで続いてきたのか、きっと納得できます。
トークトン(Toke-Tong)
チェンライで、本物のラーンナーの空気のなかフルコースのカントーク料理を味わいたいなら、トークトンを最初に思い浮かべる人は多いはずです。ムアン郡にある大きな古い木造家屋で、奥にはイーペン灯籠で飾られたカントークの中庭があります。毎晩、食事とともに伝統舞踊とクムムアンの音楽が披露されます。さっと食べて帰るアラカルトの店ではなく、腰を据えて北タイの空気に浸りながら長い夕食を楽しみたい家族連れや友人グループに向いています。
頼むべきはカントークセット。ナムプリックヌム、ケープムー、サイウア、ゲーンハンレー、ゆで野菜と、北タイの料理がひと通り並び、一度の注文で全体像を味わえます。少人数なら単品でも頼めます。レビューでとくによく挙がるのは、ハーブの香るスープと身のやわらかい鶏もも肉のカオソーイ、そして甘みと塩気の奥行きがまとまり、豚肉がとろけるほどやわらかい濃厚なゲーンハンレー。手羽先の唐揚げ、クアラープ、魚のトムヤムといったサイドメニューも評判です。
正直なところ。Googleの評価は数百件のレビューで4.3前後と、堅実で安定しています。いくつかの料理は観光客の口に合わせてやや甘めだという声や、混雑時はサービスが遅くなるという指摘もあります。値段は路傍のカオソーイ屋台より高く、1品あたり平均100〜300バーツですが、木造家屋の設え、カントーク、そして生の舞台を考えれば、特別な一食としては妥当です。
場所と営業時間。ムアンチェンライ郡ロップウィアンの旧パホンヨーティン通り沿いで、市街中心からアクセスしやすい場所です。営業は毎日、昼ごろから夜遅くまで。いちばん雰囲気がいいのは、舞台のある夜の食事です。敷地内の駐車場は限られますが、路上に停められます。ハイシーズンや大人数で訪ねるなら、電話でカントークの中庭を予約しておくほうが確実です。この店が人気を保っているのは、北タイ料理とラーンナーの雰囲気と伝統芸能をひとつの場所で味わえるから。特別な夕食としては、期待にきちんと応えてくれます。
ルーラム・ロップウィアン(Hlu Lam Rob Wiang)
ルーラム・ロップウィアンは、コック川沿いにある老舗の北タイ料理店で、地元の人も旅行者も何十年にわたって「北タイ料理ならここ」と名前を挙げてきました。チェンライで初めて北タイ料理を食べたい友人に聞かれたら、自信を持って答えられる一軒です。本物の北タイの味、川沿いの心地よい設え、十分な駐車場がひとつにそろっています。家族連れにもグループにも向いていて、2階には冷房の効いた席が、川べりには一日中涼しい風の通る水上の席があります。壁には何十年分の写真が並び、店そのものの歩みを物語っています。
いちばんよく名前が挙がるのがクアラープムー。豚ひき肉をハーブとスパイスで香り立つまで炒りつけたもので、ひと口ごとに味が深く、たいていは食感の対比として揚げたホルモンが添えられます。あるレビューは、これを店で「一番おいしい」とまで言い切っています。グループなら北タイの前菜盛り合わせがおすすめ。サイウア、ケープムー、ムーヨー、ナムプリックヌム、添え野菜が一皿に並んで、値段以上の満足感があります。ほかによく注文されるのはゲーンホー、ゲーンハンレー、スペアリブ入りのジョー・パッカート、パクートの炒めもの、スペアリブとネームの揚げもの。味は観光客向けに甘くしていない、正統派の北タイです。
値段は手が届きやすく、ほとんどの料理が79〜299バーツ、1人あたりおおよそ100〜250バーツ。出てくる量を考えれば妥当です。場所はムアンチェンライ郡ロップウィアン区のクウェーワイ通り。営業はおおよそ毎日10:30〜20:00。夕方、日が沈むころの川の眺めがとりわけきれいです。知っておきたいのは、閉店が比較的早いこと、そして混む時間帯は料理が出るまで時間がかかることです。時間にゆとりを持って、大人数なら電話で席を押さえておくといいでしょう。チェンライで、ちゃんとした雰囲気のなか北タイ料理を食べたいとき、確実な選択肢です。
チェンライのフードツアーと料理教室
自分で計画を立てずに、一度の旅でいくつもの店を味わいたいですか。チェンライのフードツアーを予約すれば、ガイドがナムギァオ、カオソーイ、サイウア、地元の屋台料理まで、一度の外出で案内してくれます。自分で作ってみたいなら、北タイ料理の教室でゲーンハンレー、ナムプリックヌム、カオソーイをカレーペーストを叩くところから習えます。KlookやGetYourGuideで事前に予約すると便利で、たいていは当日申し込みより安く済みます。
💡 チェンライで食べる前に知っておきたいこと
市街中心ではGrabが使えますが、バンコクやチェンマイに比べると台数は少なめです。人気店の多くはロップウィアン地区にあり、歩いて回れる距離です。チュイフォン・ティーカフェはドイメーチャンにあり、市街から約40キロ。レンタカーを借りるか、ドライバーを手配してください。
屋台、ナムギァオの店、カオソーイの店は、ほとんどが現金のみです。小額紙幣を持っておきましょう。市街のカフェや座って食べるレストランは、プロンプトペイでの送金に対応していることが多く、カードが使える店もあります。
ナムギァオとカオソーイは午前遅くから午後までの店です。11時前に行けば、メニューもそろっていて長く待つこともありません。人気のカフェやカントークの店は週末にとても混み合うので、早めに行くか、事前に予約しておくと安心です。
チウィット タンマダーやチュイフォン、カントークの店など、旅行者が多く訪れる店にはたいてい英語メニューがあります。屋台はタイ語だけのこともありますが、指さすか、カオソーイやナムギァオなど有名な料理はタイ語の名前で伝えれば十分通じます。
北タイ料理は全体としてまろやかで中辛ですが、クアラープや一部のナムプリックは本当に辛いです。唐辛子が苦手なら、辛さ控えめでと伝えましょう。北タイの料理は、もち米と一緒に食べるのが基本です。
タイのレストランでチップは必須ではありません。屋台でも求められません。座って食べる店やカフェでサービスがよかったときは、小銭を残したり端数を切り上げたりすると喜ばれますが、決まりごとではありません。
チェンライの食を一日で計画するなら
まる一日おいしく食べるなら、この順番を試してみてください。まずは午前遅く、サンコックノイ界隈のパースック・ナムギァオでナムギァオの米麺を。あるいはカオソーイ・イスラム チェンライでカオソーイ・ガイを。どちらも昼どきの店で、午後には閉まるのが普通なので、遅く行くと食べ損ねます。
午後はカフェの時間です。車があるなら、メーチャンのチュイフォン・ティーカフェまで上って、抹茶ケーキとお茶とともに茶畑の眺めを。街にいたいなら、コック川沿いのチウィット タンマダーかMelt in Your Mouthがよく合います。夜は北タイ料理で集まりましょう。定番を現代的に仕立てたパーム・サイウアか、伝統芸能とともにカントークの雰囲気を味わうならトークトンかサルンカムへ。
チェンライで何食も食べ歩くつもりなら、市街中心に1〜2泊するのがいちばん便利です。名店の多くはロップウィアンとコック川沿いに集まっています。立地のいい宿を早めに押さえて、自分のペースで食べ歩いてください。
チェンライ市街の宿を見る